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キャンプ用品の保管場所は?最適な場所と保管方法をご紹介!

近年のアウトドアブームによって増加していると言われるキャンプ人口ですが、キャンプ道具の大きさや種類の豊富さから保管場所に悩まされている方や、適切な保管方法を詳しく知らない方が多くいらっしゃいます。そこで、今回の記事ではキャンプ用品の保管場所や最適な保管方法について紹介していきます。ぜひ最後までお読みいただき、よりいっそうキャンプを楽しみましょう!

 気を付けるのは4つ!

キャンプ用品を保管する上で気を付けなければならない4つのポイントをご存じですか?それは、保管場所の温度と湿気、サビへの対策と紫外線にあてないというポイントです。この4つのポイントを知らずに適当な保管をしてしまうと、いざキャンプへ行こうという時にキャンプ用品に不具合が生じてしまうことがあります。しっかりと4つのポイントを理解し最適な保管方法を実践しましょう。

 

温度・湿気・サビ・紫外線

キャンプ用品を保管する上で気をつけるべきは温度、湿気、サビ、紫外線の4つのポイントです。では、なぜこの4つのポイントに気をつけなければならないのでしょうか?温度や湿気に配慮するのは、キャンプ用品の素材の多くが合成樹脂や化学繊維で出来ているためです。高温多湿な環境下でキャンプ用品の保管を行うと劣化速度とカビの発生リスクを高めてしまいます。また、キャンプ用品の中には金属パーツを伴った構造のものもあるため、湿気の多い環境下で保管するとサビの発生リスクを高めてしまいます。そして、キャンプ用品の多くは特殊塗料によって防水加工や防塵加工が施されているため、紫外線に晒されるような状態での保管方法ですとせっかくの特殊加工が劣化してしまいます。このため、キャンプ用品の保管には温度、湿気、サビ、紫外線という4つのポイントへの配慮が必要不可欠になるわけです。では、これら4つのポイントを特に気にしなければならないキャンプ用品にはどのようなものがあるでしょうか?また、最適な保管場所とはどのような場所なのでしょうか?続いては、この2点を具体的に紹介していきます。

温度を気にしなければならない物の例

キャンプ用品を保管する上で特に温度への配慮が必要なものは、テントやシュラフ(寝袋)、タープ(テントと同様に使用される風雨除け)などです。これらのアイテムはキャンプ用品の中でも特に重要度の高いアイテムになるため、防水加工や防塵加工、UV加工などの特殊加工が施されています。こうした特殊加工の多くは特殊塗料の塗布によって加工されており、高温での保存が長く続くと特殊加工の劣化が加速度的に進んでしまいます。例えば、防水加工の劣化が進んだ状態である「加水分解」という状態になってしまうと、防水できないだけではなく異臭を放つようになってしまう場合もあります。

温度を気にしなければならない物の最適な保管場所

キャンプ用品を保管する上で特に温度への配慮が必要なものは、一戸建てであれば風通しの良いガレージや、納戸やクローゼットなどの屋内にある収納スペースで保管することが最適となります。マンションなどの集合住宅の場合は、直射日光が当たらないベランダなどで収納ボックスに入れて保管するか、押し入れやクローゼットなどの屋内にある収納スペースで保管することが最適となります。

湿気を気にしなければならない物の例

キャンプ用品を保管する上で特に湿気への配慮が必要なものは、薪や着火剤、アウトドア用のイスやテーブルなどです。薪や着火剤などは乾燥状態でなければ本来の用途として使用できないアイテムであるため、湿気の多い場所での保管は厳禁になります。また、アウトドア用のイスやテーブルはキャンプ地で粉塵や油汚れなどが付着しやすいアイテムであり、しっかりと洗って保管した場合でも、湿気の多い環境下で保管するとカビの発生リスクが非常に高いアイテムです。このため、アウトドア用のイスやテーブルなどは湿気の少ない場所に保管することが必要となります。

湿気を気にしなければならない物の最適な保管場所

キャンプ用品を保管する上で特に湿気への配慮が必要なものは、温度を気にしなければならない物と同様の保管場所が最適となります。ちなみに、湿気を気にしなければならない物の保管には乾燥剤や防腐剤などの使用も有効です。

サビを気にしなければならない物の例

キャンプ用品を保管する上で特にサビへの配慮が必要なものは、コンロやダッチオーブンなどの調理器具やテントを固定するための金属製のペグなどです。コンロやダッチオーブンなどの調理器具は油汚れや焦げなどがサビの原因になり、ペグは土汚れなどがサビの原因になりますので、念入りに手入れをしたうえで保管するように心がけましょう。また、これらのアイテムは金属パーツを伴った構造であることが多いため、水気や湿気にも注意を払う必要があります。

紫外線を気にしなければならない物の例

キャンプ用品を保管する上で特に紫外線への配慮が必要なものは、テントやタープなどの生地でできている物やクーラーボックスなどの合成樹脂でできている物になります。テントやタープなどの生地面積の大きなものは紫外線にあて続けてしまうと、劣化や色落ちなどの進行を早めてしまいます。また、クーラーボックスなどの合成樹脂でできているものも同様に変形や色落ちなどの進行を早めてしまうため、紫外線への配慮は必要になります。ちなみに、テントやタープなどの生地面積の大きな物を洗浄し乾燥させる際も、直射日光(紫外線)を避け、陰干しすることで劣化を抑制することができます。

紫外線を気にしなければならない物の最適な保管場所

キャンプ用品を保管する上で特に紫外線への配慮が必要なものは、直射日光に当たらない場所が最適な保管場所になります。すでに紹介している通り、テントやタープは温度や湿気にも影響を受けやすいアイテムですので、一戸建てであれば高温多湿を避けられるような屋根付きのガレージや屋内の収納スペースが最適な保管場所になります。集合住宅であれば押し入れやクローゼットなどの屋内の収納スペースが最適な保管場所となります。ちなみに、クーラーボックスなどは物置や日のあたらないベランダなどでも保管は可能ですが、カビや汚れなどを考慮するのであれば他のキャンプ用品と同様に屋内での保管が最適となります。

 

 やってはいけない保管方法

ここまでキャンプ用品の最適な保管場所と保管方法を紹介してきましたが、 ここではやってはいけない保管方法を具体的に3つ紹介していきます。もし現在の保管方法と一致してしまう方はキャンプ用品の保管方法を改善しましょう。

 

・洗わずに保管

やってはいけない保管方法の1つめは、洗わずに保管することです。キャンプで使用したものは必ず汚れます。キャンプ場などへ持って行っただけで、使用しなかった物でも少なからず汚れます。一度キャンプ場などへ持ち出した物は必ず綺麗に洗い、メンテナンスしてから保管しましょう。テントやタープは水洗いし、汚れや虫などがついていないことを確認した上で、しっかりと乾燥させてから保管します。調理器具やペグなどの金属製の物は綺麗に洗った上で、サビないように油を塗るなどメンテナンスを行った上で保管します。また、シュラフ(寝袋)などの袋に入れて保管する物も、キャンプ場などから戻った際には一度袋から取り出して洗濯し、汗や汚れなどが綺麗になっていることを確認した上で保管します。

 

・自動車に保管

やってはいけない保管方法の2つめは、自動車にキャンプ用品を保管することです。キャンプ用品はそれなりに重量のあるものが多く、自動車の燃費に影響を与えてしまいますので、保管方法としてお勧めできません。また、キャンプのメインシーズンとなる夏場は車内の温度が上がりやすく、キャンプ用品の劣化を促進してしまう可能性もあります。

 

・整理せずに保管

やってはいけない保管方法の3つめは、整理せずに保管することです。キャンプ場に持ち出した物は少なからず本来の場所ではない場所に収納されてしまいます。例えば、調理用の油が着火用の油と一緒になってしまったり、テントを固定するためのペグが工具箱に入っていたりなどです。整理せずに保管してしまうと、不要なものを買うことになったり、必要なものが見つからなかったりといった事が起きてしまいますので、必ず整理してから保管するようにしましょう。

 

キャンプ用品の保管に便利なツール

ここではキャンプ用品の保管に便利なツールを3つ紹介します。これまでに紹介してきたとおり、キャンプ用品の多くは温度や湿気、サビや紫外線に配慮した屋内の保管場所が最適になります。しかし、屋内にある収納スペースには限りがありますので、効率よく収納する必要があります。では、効率よく収納するための便利なツールにはどのようなものがあるでしょうか?

 

・バルブ式布団圧縮袋

バルブ式布団圧縮袋は圧縮力と持続力に優れており、キャンプ用品の中で特に保管場所をとるテントやタープをコンパクトに保管できる便利なツールです。また、バルブ式布団圧縮袋は防腐剤や乾燥剤を併用することでカビや臭いの原因も抑えることができます。

 

・ベランダストッカー

ベランダストッカーとは、ガレージやベランダなどの屋根のある屋外に設置する収納ボックスです。ベランダストッカーの最大のメリットはサイズや容量の種類が豊富に用意されている点になり、紫外線対策だけで良い合成樹脂製のキャンプ用品などをひとまとめに保管できます。ただし、完全な密閉性は無いため、湿気やサビに注意しなければいけないキャンプ用品は収納できません。

 

要らないキャンプ用品は処分しよう

キャンプ用品はキャンプにハマればハマるほど増えていきます。しかし、キャンプ用品の保管場所には限りがありますので、使わなくなったキャンプ用品や使用期限が切れた消耗品などは計画的に処分しましょう。処分方法には、知人に譲る方法やフリマサイトなどの活用がお勧めです。

 

キャンプ用品の保管にはトランクルームが最適

これまでに紹介してきた通り、キャンプ用品の多くは温度や湿気、サビや紫外線に配慮した屋内での保管が最適な保管方法になります。しかし、キャンプ用品は大きさも重さもさまざまであり種類も豊富ですので、最適な保管場所を確保するのは大変です。そこで、キャンプ用品の保管場所としてトランクルームを活用する方法を紹介します。トランクルームとは、荷物を収納し保管しておく場所を提供するサービスになります。トランクルームには、屋内型や屋外型など様々なものがありますが、キャンプ用品の最適な保管場所としては屋内型のトランクルームがお勧めです。屋内型のトランクルームは、建物内に設置された収納スペースになり、空調管理も行われていますので、温度や湿気、風雨や紫外線などを気にせずキャンプ用品を保管できます。また、トランクルームの多くが24時間365日、自由に使用できる収納スペースになりますので、キャンプ用品だけではなく、本や雑貨、季節ものの洋服なども併せて保管することができます。キャンプ用品の保管場所の確保が難しい場合や、キャンプ用品以外にも物が多くて困っている場合などは、トランクルームの活用を検討してみましょう。

 

まとめ

キャンプ用品の最適な保管場所や保管方法を紹介してきましたがいかがでしたか?キャンプ用品の多くは屋内での保管を最適な保管方法とします。限られた収納スペースやトランクルームなどのレンタルスペースを上手に活用してキャンプ用品を大切に保管しましょう。

 

 

 

 

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