ファミリー世帯のトランクルーム活用術

最近はミニマリストが流行っていることもあり、夫婦二人だけの世帯ならば「収納が足りなくて困っている」という話はそれほど多くないとは思います。
ところが、もし夫婦どちらかがものに執着心があってものを捨てられないタイプだったり、アウトドア等の大きな道具が必要な趣味を持っている場合、時には荷物があふれ、家の備え付け収納スペースだけでは足りなくなってしまうこともあるんです。
仮に荷物の少ない夫婦であっても、お子さんが生まれたり、ご両親と同居するなどで家族が増えると、次第に荷物が増え、気づいたときには家の収納を圧迫していたなんてことも珍しくありません。

特にそれが顕著なのは、成長ととも衣類や道具のサイズが合わなくなり短期間で使えなくなることが多くなる小さな子どもを育てている場合です。
そんなファミリー世帯に役立つのが、物を手放すことなく家をスッキリ片づけることのできるトランクルーム。

今回は、ファミリー世帯向けのトランクルーム活用術をいくつか紹介していきます。
小規模なものからビッグサイズのものまでさまざまなトランクルームが貸し出されていますので、以下の活用法を参考に、用途やニーズに合わせたトランクルームを選びましょう。

子供の成長は早く、すぐにお役御免になりがちなベビーバスやベビーベッド、歩行器、ハイローチェア、ベビーカーなどの大きなものは、収納場所にも困ってしまいますよね。
もう妊娠・出産の予定がないのであれば、子どもの成長に合わせて思い切って処分してしまうのもひとつの方法ですが、2人目や3人目を考えている場合は、次の子供や親戚の子供へのおさがりとして残しておきたい、という声も多いのではないでしょうか。
家の収納と比べて広さのあるトランクルームなら、大きめの育児グッズもまとめて収納しておけるので、次のお子さんが生まれるまで大事に保管しておけます。

お子さんの成長記録や家族旅行の写真をおさめたアルバムや、お子さんの卒業証書、スポーツなどで活躍して手に入れたトロフィー。かさばるけどどうしても捨てられない思い出の品はどの家にもあるのではないでしょうか。
特にアルバムは年を追うごとに増えていくので、置き場所に悩まされている方も多いと思います。
そんなときは、トランクルームの一画に本棚を設置して、アルバム専用スペースを作ってしまうことがおすすめ。積み重ねておくと後から見返したい時に全部ひっくり返さなければならないので手間がかかりますが、本棚に収納しておけば、必要なぶんだけ取り出して眺められるので気軽に鑑賞できます。年代別にラベリングしておくと、さらに管理しやすくなりますよ。

独身の頃や夫婦二人だけの時はそれぞれ趣味を楽しむ余裕もありますが、お子さんが生まれると育児にかかりきりになり、趣味を満喫する時間がなかなか取れなくなってしまうものです。
そのため、お子さんがある程度大きくなるまで趣味は一旦お休みする人が多いのですが、楽器やプラモデルなど取り扱いが難しいものを自宅で保管するのは至難の業。中には押し入れにしまっていたら勝手に子どもに引っ張り出され、めちゃくちゃにされてしまった…なんてことも。
そんな悲劇に見舞われないよう、しばらく封印しておきたい趣味のアイテムやコレクションはトランクルームに大事に保管しておきましょう。空調管理がしっかりしているところを選べば、デリケートなものを収納しても品質が劣化する心配はありません。

家の建て替えや大規模なリフォームを行う場合、自宅の中をまっさらな状態にしなければならないことがあります。 人はウィークリーマンションやホテルなどに仮住まいすれば済みますが、大型の家具や家電などは一緒に運び込むことができないので、一時的に別の場所に移さなければなりません。

トランクルームの中には4畳以上のスペースがある大型サイズのものもあり、建て替えやリフォーム時の荷物置き場にぴったり。 セキュリティシステムが万全なところを利用すれば高級な家具、家電も安心して保管しておけます。