
自宅の荷物を外で保管できるサービスとして、いま注目を集めているのがトランクルームです。
業者だけでなく個人でも気軽に利用できることから、一度試してみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、便利そうなイメージの一方で、サイズや収納タイプが数多く用意されているため、「いったい、どれを選んだらいいの?」と困ってしまう方も少なくありません。
そこで今回は、初めて利用する方でもわかるように、
失敗しないトランクルームの選び方を詳しく解説していきます。
・置き場所に困っている私物の保管場所を探している
・トランクルームを利用してみたいけど、選び方がわからない
という方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
トランクルーム選びで押さえておきたい3つのポイント

トランクルームの選び方の中でも特に重要なポイントとして、次の3点が挙げられます。
・料金体系
・立地
・収納できる荷物の種類やサイズ
それぞれ詳しく解説していきます。
選び方1:料金体系
賃料の安さを基準にトランクルームを選びたい気持ちはわかりますが、トランクルームの利用には、
賃料以外にも様々な料金が発生するため、注意が必要です。
業者によって料金体系は異なりますが、一般的に発生する費用項目は次のとおりです。
・事務手数料(契約時)
・鍵代
・月額賃料
・月額管理費
・月額保証料
・口座引き落とし手数料
トランクルーム業者を選ぶ際は、初期費用にいくらかかるのか、毎月の支払額はいくらになるのかをチェックしたうえで判断するよう心がけましょう。
選び方2:立地
意外に思われるかもしれませんが、トランクルームを選ぶ場合、
自宅からの近さはそれほど重要ではありません。
なぜかというと、外で保管したい荷物は日常的に利用しないため、頻繁にトランクルームへ訪れる必要がないからです。
自宅からの近さよりも、
駐車しやすい場所であるか、
お手頃なレンタル料金かどうかの2点を重視してみるといいでしょう。
少し遠くても駐車スペースがあれば車で気軽に行けますし、駅から離れた場所のほうがリーズナブルな価格での利用が期待できます。
選び方3:収納できる荷物の種類やサイズ
トランクルームと一口に言っても、サイズや特徴はトランクルームの種類によって様々です。
それぞれのトランクルームの特徴を把握し、自分の収納したい荷物がどのトランクルームに適しているかを事前にチェックしておきましょう。
ここでは、
代表的な5つのトランクルームについて、一覧表で紹介します。
|
種類 |
特徴 |
収納に適しているもの |
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屋内型トランクルーム |
・室内なので、雨や風の影響を受けにくい
・換気や湿度管理に優れている
・防犯カメラや防犯システムが完備された物件が多い |
衣類、レジャー用品、本、書類、コレクション品 |
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屋外型トランクルーム |
・コンテナを活用したトランクルームなので、頑丈
・扉の前に車を寄せられるため、荷物が多くても出し入れに困らない |
アウトドア用品、スポーツ用品、建築資材、電化製品、家具 |
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ガレージ |
・屋外型と異なり、車を収納できる
・水道やトイレが設けられている物件もある |
自動車、バイク、建築資材、家具 |
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バイクボックス |
・バイク収納用に改良されたコンテナやシャッターガレージ
・スロープ付きなので出し入れも簡単 |
バイク、バイク用品、工具 |
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レンタル物置 |
・扉の開け閉めが簡単なので、年配者や女性でも安心
・利用者以外が敷地内に入れないよう、入り口にデジタルキーを設置している物件もある |
アウトドア用品、スポーツ用品、折り畳み式自転車、工具 |
サイズに関しては、一般的に屋外型のほうが屋内型よりスペースが大きい傾向にあります。ただし、物件によってサイズは様々なので、どの程度荷物が収納できるのかは、実際に物件を見に行って確認することをおすすめします。
トランクルーム選びを失敗しないコツ

3つの選び方をみてきて、トランクルーム選びのポイントが具体的にイメージできた方も多いのではないでしょうか。
とはいっても、「初めての契約だから、失敗するのが怖い…。」といった不安を払拭しきれない方もいらっしゃるでしょう。
そこでここからは、
トランクルーム選びに失敗しないためのコツを2つ紹介していきます。トランクルームを借りる前に、ぜひ参考にしてみてください。
どのポイントを優先するか事前に決めておく
立地・セキュリティ・料金・空調設備といったように、トランクルーム選びで気になるポイントは多岐にわたります。そのため、「すべての条件に納得できる物件を選ばなければ」と意気込んでしまうと、なかなか契約に踏み切れず、時間だけが過ぎていく可能性があります。
トランクルーム選びで迷った場合は、選び方で紹介した
・料金体系
・立地
・収納できる荷物の種類やサイズ
の
3つのポイントのどれを重視して判断するのかを事前に決めておくと、トランクルームの比較や選定がスムーズに進みます。
実際のトランクルームを見てから契約する

意外に多いのが、「業者のサイトで写真を見て契約したら、実物が思っていたのと違っていた。」といった失敗談です。トランクルーム業者のサイトの掲載写真や情報だけを鵜呑みにするのではなく、
内覧して物件の様子を確認することを強くおすすめします。
内覧で確認しておきたい主なポイントは、次の6点です。
・駐車スペースの有無
・台車の有無
・利用予定の部屋の階数
・階段が固定式・可動式のどちらであるか ※2階以上の場合
・空調設備
・防犯システム
無料で内覧可能な業者がほとんどなので、気になるトランクルームがあったら、まずは内覧を申し込んでみるといいでしょう。
まとめ

本記事では、トランクルームを利用したい人に向けて、トランクルームごとの特徴や失敗しない選び方を解説してきました。
トランクルームを活用できれば、置き場所に困っていた荷物が自宅の外で保管できるため、手狭に感じていた部屋がスッキリします。
「使ってみたいけど、選び方がわからないんだよね…。」とお悩みの方は、本記事で紹介した選び方のポイントを参考に、トランクルーム業者のサイトをチェックすることから始めましょう。
今すぐ最寄りのトランクルームを調べたい場合は、お気軽にマリンボックスの物件情報をご覧ください。
https://www.marinebox-inc.co.jp/list